日本語JIS配列の軍門に下ることにした

表題のとおり、実に15年ぶりの宗旨替え。

1990年代中盤からずうっとUS配列のキーボードを使用し続けてきた。理由は、仕事でSunのワークステーションを使用したり、USからPCを個人輸入したりしていたことによる。最近はただ単に「USキーボードを使う」ことが「玄人っぽい」といういわゆる「見栄」もあったわけだが。

それ故、これまで導入したPCは何らかの手段で英語キーボードに換装するなどして、自分の触れるPC環境から日本語JIS配列のキーボードを排除してきた。

しかしながら、ここ最近はUNIXワークステーションを使う機会もめっきり減り、もっとも使用頻度の高い会社支給の仕事用PCが日本語JIS配列キーボードを搭載していることもあって、かたくなにUS配列にこだわることが徐々に意味をなさなくなってきた。

特に困ったのは、自宅から上記の仕事用PCにリモート接続する場合など。家のPCは前述のように当然のことながらUS配列のキーボード。ところが、仕事用PCはJIS配列なので、括弧や@、コロンやセミコロンなどを入力するときに、いちいちタイプミスをしてしまうのである。使用しているキーボードと異なる入力がされるのは、かなりのストレスなのである。

これだけではなく、たとえばダイニングにおいてある奥さんのPC(日本語JIS)から自分のデスクトップにリモート接続をした場合、今度は逆のことが起きるのだ。なんというか、自分のPCがUS配列であるばっかりに、不便なことばっかり。

そんなわけで、「効率よく仕事をしたり作業をするために妙なこだわりは捨てるべきだろ」、ということにようやく気づき、方針転換。日本語JIS配列を自分の標準配列に変更することにしたわけである。長いものには巻かれろと。

Logicool CZ-900

作戦第一弾として、まず自宅用に日本語JIS配列キーボードを新調。買うなら良いもの、面白いものを、ということで、LogicoolのIlluminated Keyboard(CZ-900)というのにしてみた。

その名の通り、暗闇ではキーの刻印が光るというギミックが内蔵されたキーボード。

まだ到着したばかりなので、使用感はもう少し使ってみないと何ともいえないけれど、少なくとも今まで使っていたPFUのHappy Hacking Keyboard Liteよりも打鍵音はかなり低減され、まずまずの使い心地である。

何よりも光るキーボードは近未来的で、買って良かったなあ、と心底思うのでありました。うむうむ。

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