Audi A4 allroad quattroを買ってしまった話
これまで4台ほど車を乗り継いできたのだが、ここ最近の2台は新車で購入してきた。そしてその2台とも、衝動買い?マジで?、というくらいの即決ぶりで購入してきた。
なので、次こそはもっと落ち着いて車を買おうと思ってきたのだが、結局「え、衝動買いなの?」というくらいの勢いで購入してしまった。とどのつまり、車を買うときはそれなりに勢いが要るということなのだろうか。
ということで、2年ほど前に車を買い替えました。購入したのは、Audi A4 allroad quattro (オールロード クワトロ)という、ちょっと贅沢な車です。
ここ数年は冬に家族でスキーに行ったり、オートキャンプに行く機会も増えて、ちょっと四駆に憧れがあった。さらに、今の仕事が車載機器関係なので、半自動運転的なADAS (Advanced Driver-Assistance Systems)が備わった車が欲しいなあ、と思っていた。
その条件だと、AWD + eyesightが備わるSUBARUのOUTBACKを選ぶのがやはり王道であると思い、当初はOUTBACKを買うべく計画を立てていた。しかしながら、SUBARUにおいて最新のeyesightを搭載する車の優先順位はLEVORGであるようで、一足先にLEVORGに搭載された渋滞アシストがOUTBACKに載るのに少し時間がかかりそうなのと、2.5Lとはいえちょっと非力なエンジンと、ミッションがCVTというところが気になって、なんとなく踏ん切りがつかないままであった。
一方で、もともと昔からAudiには憧れがあって、2005年当時、A3 3.2FSIに憧れて、当時国産では唯一無二の大排気量ハッチバックであったMazda Axela 23S を購入したりしていた。なので、OUTBACKを検討するということは、やはりベンチマークとしてライバル車であるAudi A4 allroadが視野に入っていたのは事実。「でも、お高いんでしょう?」ということで具体的な検討に入ることはなかった。
お高い、ということであれば、実はOUTBACKも結構なお値段。いろいろオプションを考えていくと、それなりに高額になる。そもそも車にそんなにお金をかけるべきか、という意見は置いておいて(昭和生まれの「よろしくメカドック」世代は車好きですよね)、OUTBACKを検討すると輸入車もそれなりに視野に入ってくることは事実。
で、思い切って近所のAudiディーラーに試乗に行ったのが運の尽き。翌日にはハンコを押していましたとさ。
決算時期に伴う大幅な値引きにノックアウトされたのもさることながら、一度妥協せずに乗りたい車に乗ってみよう、という思いもあったので。
OUTBACKで気になるエンジン出力は、A4の場合は2リットルのターボで252PS/37.7kgmと十分であり、ミッションもダイレクト感に勝るDCTなので大満足。ADASについても渋滞アシスト含めて充実しており、当時としては最良の選択肢の一つ。ADAS分野は欧州の方が進んでいるんですよ、実は。
ちなみにそれまで乗っていたのはHonda Odyssey RB3。とても良い車でした。このクルマのおかげで目が肥えたように思う。Hondaのディーラーの方が、Odyssey乗っている人は次は輸入車行っちゃうんですよねー、と嘆いていましたが、その通りになってしまった次第である。